■いちごは、ランナーを伸ばすことで増やせる
いちごの種は、いちごの表面にあるツブツブとしたゴマのようなものではなく、
そのゴマの中に入っています。
一般的に、いちごを育てる際は、全て苗からとなりますので、
通常は、このゴマのような粒から、種を抜き取ることはありませんし、
生長に時間が掛かるので、おすすめ出来ません。
では、どのようにして、いちごは増やすことができるのでしょうか?
・いちごの増やし方
いちごは、親株から、子株をつくることで新たないちごが作れます。
まず、昨年に植えつけた親株の実が赤くなりはじめる頃より、
ランナーと呼ばれるつるが、グングン伸び出してくるので、それを確認してください。
このランナーの先にできるのが、子株です。
ランナーは、1つの親株に対して、10本近く伸びるものです。
また、1本のランナーに付く子株は、1個とは限りませんので、
1つの親株から、20以上の子株を作ることができることもあり、
いちごは凄く増やしやすいと言われています。
来年は、自分で栽培した親株から取った子株を使いたいという人は、
いちごの実を収穫した後、培養土を入れたポリポットに、
ランナーの2節目以降にできた子株を植えこんで、重しで押さえて管理します。
大体その後、2週間程度で株が安定してくるようになるので、
その時になったら、ランナーをハサミで切り、独立した1つの苗とします。
1節目の子株は、生育が不安定になることも多いので、
2節目以降の孫株を使用して育てるのがポイントです。
こうして育てると、いちごの苗を購入することなく、手軽に来シーズンも楽しむことができるわけです。
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