病害虫の防除は、薬剤の散布が基本となりますが、さまざまな予防策があり、
それを行うことによって、病害虫の被害に遭わないような野菜づくりができます。
その予防策となるのが、防虫ネットや不織布の使用です。
不織布は、1ミリほどの薄い布地ですが、それを野菜に覆うようにして使うもので、
虫の侵入を予防することのできる優れ物です。
特に、葉菜類の野菜は病害虫に喰われることが多いですから、
こういった資材を用いて、虫に喰われないような野菜づくりを行なってください。
こういった資材を使用する時は、土を布やネットの上にかけて、
隙間をなくすことが必要となります。また、この方法はベタ掛けとなりますが、
トンネル支柱などを上手に使って、資材を使用する方法も有効です。
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どちらの方法も、病害虫の予防の点で優れた資材の使い方ですから、
お好みで選んで使用してください。
また、防虫ネット・不織布は透水性が高いので、水やりをする場合に、
わざわざ外してかけるような手間はありません。
ネットや布の上から直接、いつも通りの水やりを行なってください。
通気性もあるので、いちいち外したりするお手入れは不要となりますし、
害虫の問題以外にも、保温効果や防寒対策、鳥害にも効果的です。
特に、寒冷地では霜の被害を回避することができますので、
不織布などは用意しておくと良いでしょう。
このような資材は、野菜づくりをサポートしてくれる味方です。
上手に使って、簡単に作業が行えるようにしておきたいですね。
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