クサキカズラ科の多年草であるアスパラガスは、
茄子やトマトなどの野菜とはちょっと異なる点があります。
私たちがアスパラガスとして食べている部分というのは、
土から顔を出す芽の部分のみとなっているので、
全てが食べられるわけではありません。
新芽を食べるという点では、タケノコのようだとも
言われています。
■アスパラガスを育てる前に準備するもの
アスパラガスの根っこは、深さ1メートルから2メートルにもなります。
地植えが適していて、夏場の生育期には高さも1メートルから1.5メートル
葉張り1メートル近くの大きさになるものですので、
それだけ育つという事を想定して場所を確保する事が必要です。
家庭菜園で行う場合には、庭の一角を確保し、
アスパラガスの収穫と、育つ家庭を見て楽しんでみてください。
■アスパラガスの植え付けについて
苗は、普段良く見るポット苗ではなく根っこがむき出しの
場合もあります。根っこがむき出しになっている場合の苗は、
なるべく早めに植え付けてあげることが大切です。
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植え付け自体は簡単ですが、深く根っこを広げる植物ですので、
大体、50センチ?60センチほどの土の深さを確保し、
たい肥をしっかり混ぜてあげてください。
酸性度を嫌うアスパラガスは、石灰もブレンドした土にし、
土壌改良をすると、より良く育ちます。
これらの作業が終わったら、地面を元の高さまで戻します。
根っこがむき出しになっている苗の場合は、根の肩あたりが
土に埋まる程度の高さまで、ポット苗の場合には、
ポットの土の高さが、地面と揃うように植えつけていきます。
■アスパラガスの育て方
一度、植え付けを行えば手入れも手間を取りません。
植え付けから7年?8年ほど、毎年アスパラガスを楽しむ
事が出来ます。
アスパラガスは、種から育てることも可能ですが、
苗にするまでの手間を考えると、苗から育てるのが妥当です。
発芽から収穫出来るまでの期間は、暖かい地域でも2年、
寒い地域になると3年はかかります。
自分で育てたアスパラガスは、甘みがあり、
食べた時に筋を感じることもなく美味しく頂けます。
スーパーで買うのとは全然違いますから、非常にお勧めです。
春になると新芽が出ることもあって、毎年、新芽が出るのを
春の到来として私は楽しんでいます。
家庭菜園初心者の方でも育てることの出来る野菜ですので、
是非、アスパラガスの家庭菜園に挑戦してみてくださいね。
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