トマトの脇芽の取り方と鳥への対策

農家ではありませんが、毎年トマトを作っています。
トマトの苗を4?5本買ってきて畑に植え、短い支柱をその回りに4本立て、
そこに底を空けた肥料袋を被せて風で苗が倒れないようにします。
1032IMG_1032.JPGのサムネール画像
その後、苗が成長したら、その横に長いしっかりした支柱を立て、枝を支えます。
トマトに花が咲いたら、着果を促すためにホルモンを吹き付ける人もいますが、
私は蜂などによる自然な受粉に任せています。
その頃一番大事になるのが、追肥を施す事と脇芽を取ることです。
脇目は主枝と葉のついた枝の付け根に出てくる芽です。
これが伸びていくと、花が咲き、実をつける枝になっていきますが、
実が多くなりすぎて大きなトマトが出来なくなります。
また、どんどん横のほうに伸びていくため、それを支える支柱を立てたり、
垂れ下がる枝を紐で結んだりする作業が大変になります。
ほおって置くといつかはジャングルのようなありさまになってしまいます。
脇芽をまめに取るようにすれば、主枝が真っ直ぐ伸びて、大きなトマトが取れます。
しかし、一番厄介なことはトマトを収穫しようという時期の鳥獣被害です。
特に私の住んでいる地域は猿が群れになってやって来て、ちょうど食べごろになったトマトやスイカやきゅうりをすべて食べつくします。
すべてと言っても少しかじって捨て、
また他のトマトを少しかじっては捨てると言った状況で、
殆どやりたい放題暴れまわって去って行きます。
私は3000円ほどで猿避けの網を買ってきて、トマトを囲むように取り付けました。
少しは効果があるみたいで、昨年は被害が少なかったです。
家庭で食べるトマト栽培も肥料や網などで、出費はかさみますが、
夏になって畑からもいできたトマトをまるかじりすると、この上なくみずみずしくおいしいです。
やはりトマト作りは辞められないなと思う瞬間です

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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