はくさいは英語でチャイニーズキャベツといい、
日本には明治初年に導入されました。
白菜は国際的な統計ではキャベツの中に入っています。
日清・日露戦争に従軍した日本の農村出身者の兵士が大陸で
はくさいを初めて食べ、その大きさや味に感心したのが
全国的に広まるきっかけでした。
中国から各地に導入された種をもとに、
宮城、愛知、石川で、それぞれ松島群、野崎群、加賀群という、
日本のはくさいを代表する三大品種群がつくり出されました。
白菜は軟腐病などの土壌病害が出やすいので3-4年の輪作をします。
白菜は結球させるためには80から100枚の葉が必要とされます。
低温時期に入る前に、この白菜の結球に必要な葉の枚数を確保するよう、
生育は促進させなければなりません。
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白菜の栽培特性
野菜名
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科名
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原産地
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ハクサイ
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アブラナ科
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中国
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学名
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英名
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和名
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Brassica campestris
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Chinese cabbage
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白菜
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種まき時期
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定植時期
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収穫時期
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8月下旬?
9月下旬
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11月?
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種子の光反応
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土壌適応性
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明発芽種子</ font>
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土壌適応性はかなり広い。
耕土が深く排水の良い沖積土が 最適地である。 弱酸性?微アルカり性を好む。
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発芽
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最低温度
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スポンサーリンク 最適温度
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最高温度
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4
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18?22
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35
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生育
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最低温度
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最適温度
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最高温度
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4?5
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15?20
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25
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うね幅
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条数
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株間
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60
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1
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45?50
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10a当たりの
定植本数
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10a当たりの
播種量
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20ml当たりの
種子粒数
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2800
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50?60ml
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4000
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花芽分化
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花芽分化をおこす低温の範囲は3―13℃、平均気温14―15℃以下、最低気温10度以下の低温で花芽分化。 |
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