連作障害は何故起こるのか?|家庭菜園での対策

同じところで、同じ科や同じ野菜を育てることはしてはいけないことです。
これは、連作による障害を引き起こさせないためです。

連作障害は、極端に野菜の生長が悪くなり、枯れてしまうこともあります。
また、特定の病害虫の被害に遭いやすいなど、さまざまな障害が起こります。

家庭菜園は、「収穫」を目的として楽しむものとなりますので、
途中で生育を阻害するようなことがないように、管理するのが絶対です。

特に、ナス科・ウリ科・アブラナ科・マメ科の野菜は、連作障害が
起こりやすい野菜だと言えますので、下記の病気、害虫などに気をつけてください。

・ナス科の野菜
青枯れ病・半身萎凋病・半枯秒・センチュウなど

・ウリ科の野菜
つる割病・センチュウなど

・アブラナ科の野菜
根こぶ病・センチュウなど

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・マメ科の野菜
立枯病・茎腐病・センチュウなど

■連作障害は何故起こるのか?

前作の時に規制していた病害虫が、残っている場合があります。
これが、次に育てる野菜を蝕むと連作障害が起こります。

また、前作の根より出た成分が悪影響をおよぼすことや、
土壌成分が前作の管理により、極端に偏ってしまうことが原因とされます。

トウモロコシやムギなどのイネ科、サツマイモやダイコン、タマネギなどは、
連作障害が起きにくい野菜となりますので、連作障害が起こりやすい
野菜を育てた後は、こういった野菜を挟みながら、
さまざまな種類の野菜を育てていくと、良いと言えます。

連作障害は起こってからでは、対処のしにくいものとなりますので、
事前の予防策をしっかりと練っておきましょう。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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