同じところで、同じ科や同じ野菜を育てることはしてはいけないことです。
これは、連作による障害を引き起こさせないためです。
連作障害は、極端に野菜の生長が悪くなり、枯れてしまうこともあります。
また、特定の病害虫の被害に遭いやすいなど、さまざまな障害が起こります。
家庭菜園は、「収穫」を目的として楽しむものとなりますので、
途中で生育を阻害するようなことがないように、管理するのが絶対です。
特に、ナス科・ウリ科・アブラナ科・マメ科の野菜は、連作障害が
起こりやすい野菜だと言えますので、下記の病気、害虫などに気をつけてください。
・ナス科の野菜
青枯れ病・半身萎凋病・半枯秒・センチュウなど
・ウリ科の野菜
つる割病・センチュウなど
・アブラナ科の野菜
根こぶ病・センチュウなど
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・マメ科の野菜
立枯病・茎腐病・センチュウなど
■連作障害は何故起こるのか?
前作の時に規制していた病害虫が、残っている場合があります。
これが、次に育てる野菜を蝕むと連作障害が起こります。
また、前作の根より出た成分が悪影響をおよぼすことや、
土壌成分が前作の管理により、極端に偏ってしまうことが原因とされます。
トウモロコシやムギなどのイネ科、サツマイモやダイコン、タマネギなどは、
連作障害が起きにくい野菜となりますので、連作障害が起こりやすい
野菜を育てた後は、こういった野菜を挟みながら、
さまざまな種類の野菜を育てていくと、良いと言えます。
連作障害は起こってからでは、対処のしにくいものとなりますので、
事前の予防策をしっかりと練っておきましょう。
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