直播栽培は、畑・プランター・コンテナなどの土に直接種を蒔き、
そのまま収穫まで、生育させる栽培方法になります。
栽培期間の短い軟弱な野菜や、ダイコンなどの直根性の根菜類は、
直播栽培であることが絶対条件となります。
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これに当てはまらない野菜であれば、直播栽培は勿論、
移植栽培と呼ばれる苗を購入し植え付ける方法なども、用いることが出来ます。
直根性の野菜とは?
直根性の野菜というのは、その名前の通り、根が真っ直ぐ下に向かって
伸びていく野菜のことです。そして、その根を収穫する野菜が属します。
ニンジン、カブ、ダイコンなどがその仲間です。
何故、直播栽培でなければならないのか?というところですが、
これらの野菜を移植することになると、根が傷み、根が分かれてしまったりと、
品質が悪くなることがあるためです。
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また、注意しなければいけないのは土を良く耕すことです。
石や、土の塊などの障害物があると、根が分かれてしまう事がありますので、
又根とならないよう、綺麗に土を耕してから種を蒔きましょう。
軟弱野菜とは?
軟弱野菜は、収穫した後に鮮度が落ちやすい野菜のことです。
例えば、小松菜やほうれん草、ミズナなどが挙げられ、
日持ちが悪い野菜と考えてください。
これらは、栽培期間が1ヶ月-1ヶ月ちょっとほどと短い野菜であるため、
直播栽培が必須となります。
苗を育てても育てられないことはありませんが、育苗はほとんど意味がなく、
作業を増やすだけになってしまいます。
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