落ち葉や、藁などを使った植物質堆肥は、肥料分が少ないので、
過剰に入れすぎなければ、たくさん入れても肥料焼けの心配がありません。
植物質堆肥を土に混ぜ込むと、徐々に分解され、フカフカの、
団粒構造の土を作り出すことが出来ます。
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しかし、植物質堆肥はなかなか自分で作ることはできませんし、
入手しにくいと言えます。
そのため、少なくとも、1平方メートルあたり2?3キロほどは、
1年に1度施せるように前もって、準備しておきましょう。
1年に1度、その程度でも施しておけば、土の状態は保たれ、
土壌有機物の多く、団粒構造の良い畑を作っていくことができます。
植物質堆肥を施す目安は、冬?春にかけてです。
全面に散らすようにして、しっかりと均等になるよう混ぜ合わせます。
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一緒に過リン酸石灰を全体の5パーセントほど入れておくと、
より、効果に期待できます。
家畜糞堆肥を使う場合は、肥料の施しすぎに注意します。
窒素分、カリ分の多い家畜糞堆肥は、1度に入れすぎてしまうと、
生長が茎や葉に集中し、開花や結実が見られなくなってしまいます。
土作りは、作付の前に行いますが、1平方メートルあたり20グラムほど、
牛糞、鶏糞などの違いにより多少の量は異なりますが、
多すぎないように充分に注意してください。
また、石灰や熔リンなどと一緒に与えないように注意し、
土作りの基本を忘れないようにしましょう。
未熟な堆肥を施すと、野菜作りに失敗してしまいますので、
堆肥を施す時は、充分に完熟した堆肥を使うようにしてください。
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