畑を耕すことはどんなメリットがあるのか?|家庭菜園での耕うんのポイント

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耕起(耕うん)とは?

耕起というのは、畑を耕すことです。
クワなどを使って、約30センチの深さまで良く土を掘り起こして反転させます。

土のかたまりなどができないように、上手に砕くようにしてサラサラになるようにします。
これを「砕土」といいます。

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畑を耕すことは、どんなメリットがあるのか?

・土のかたまりを取ることで、土の通気性を良くすることができます
・砕土をすることで、完熟堆肥や、土壌改良材、肥料を良く土になじませる事ができます
・水はけ、水持ちの良い土を作ることができ、根っこを上手に伸ばすことができます
・雑草や石などを同時に取り除くことで、土の中の不要なものをなくします

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耕起のポイント

雨の降った後などは、ぬかるんでいるだけでなく、土のかたまりがなかなか砕けません。
畑が適度に乾いている時を見計らって耕していきましょう。
できるだけ、土を砕くようなイメージでクワを入れて良くかき混ぜます。

耕起の時期は、秋?冬に行うのが1番良いでしょう。
風雨や、冷たい冷気に晒しておくことで土がかたまりにくくなり、
病害虫の防除や、雑草の予防としても役立ちます。

土壌改良について

耕起の際は、酸性化した土の調節のため、堆肥や石灰などを混ぜますが、
さまざまな石灰資材と、熔リン、窒素目的の堆肥などは一緒に入れないようにします。

それらを間隔を開けずに施すと、アンモニアガスが発生して、成分が逃げてしまいます。
そうならないためにも、石灰を必要とする際は、石灰を与えて2週間ほどした頃に、
堆肥などを与えるようにします。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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