ダイコンの育て方|採れたて大根のみずみずしさを丸ごと味わう

phfv005-s.jpg

古代エジプトで栽培されていたというだいこんは、中国を経て渡来しました
そのころ、保存食として漬物や切り干しなどの加工も行われ、
庶民の食生活に欠かせない地位を築きました

ダイコン(大根)はアブラナ科の野菜です。
主として肥大した根、茎、胚軸を食用とするほか、
種子から油が採れ、土壌改良にも利用されます

ダイコンは形状や色も多様で、皮の色は主に白です
(ハツカダイコンは赤など、白でないものも多いです)

日本では弥生時代には伝わり、
在来種と中国ダイコンの交雑で栽培品種が成立しました

江戸時代には関東の江戸近郊である
板橋・練馬・浦和・三浦半島あたりが特産地となり、
その中で練馬大根は特に有名です

抜群の消化力を持ち、根は消化酸素(アミラーゼ)とビタミンが豊富で、
ビタミンCは内側よりも皮に近い部分に多く含まれています

葉にはカロチンやビタミンC、カルシュウムが豊富に含まれています。
もみじおろし(大根と人参)は、人参に含まれるビタミンC酸化酵素が
大根のビタミンCを破壊しますが、食欲増進の効果があります

野菜名

科名

原産地

ダイコン

アブラナ科

地中海地方
中央アジア

学名

英名

和名

Rapbanus sativus

radish

大根

種まき時期

定植時期

収穫時期

8月下旬?
9月中旬

 

10月下旬?

種子の光反応

土壌適応性

暗発芽種子

軽い沖積砂壌土や火山灰土がよい

発芽温度

スポンサーリンク

最低温度

発芽適温

最高温度

4℃

15?30℃

35℃

生育温度

最低温度

生育適温

最高温度

0℃

17?20℃

25℃

うね幅

条数

株間

60cm

1

24?27cm

10a当たりの
定植本数

10a当たりの
播種量

20ml当たりの
種子粒数

6000?7000本

0.8?1?

900

花芽分化

一般には発芽当初の幼苗期に2?5℃の低温に
15?20日間遭遇するともっとも花芽分化しやすい。
品種によってかなり差がある。

 ⇒大根の畑の準備・土つくり

 ⇒大根の肥料の与え方

 ⇒大根の種のまき方

 ⇒大根の間引き・土寄せ

 ⇒大根の収穫

スポンサーリンク

この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

こうをフォローする
ダイコンの育て方
こうをフォローする
初心者でも簡単!家庭菜園の作り方

コメント

タイトルとURLをコピーしました